支援ノートNo.95『相互作用から連携へ』

230709_No.95_相互作用から連携へ

人間と人間との絆は、相互作用から始まります。母と子は物理的に極めて強い絆と相互作用を持って、その関係を開始します。平均的には、へその緒が切れた後歩き出すと、子ども側の相互作用が親以外の人々と交わされるようになるため、生後一歳までの間に獲得した基本的信頼というものを基礎に弱まり、範囲を拡げていきます。学童期には、範囲を拡げた弱い相互作用の中で、思春期から大人になるために最も必要な力である「競うこと」「協力すること」「妥協すること」の3つを体験的に身につけます。それが、相互作用だけでなく、連係や連携を可能にする大事な要素になります。

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